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IRライブラリー | 積水ハウス・レジデンシャル投資法人

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(1)

【表紙】

 

【提出書類】 有価証券報告書

【提出先】 関東財務局長

【提出日】 平成29年12月26日

【計算期間】 第24期(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)

【発行者名】 積水ハウス・レジデンシャル投資法人

【代表者の役職氏名】 執行役員 南 修

【本店の所在の場所】 東京都港区南青山三丁目1番31号

【事務連絡者氏名】 積水ハウス・アセットマネジメント株式会社

管理部長 磯 浩一

【連絡場所】 東京都港区南青山三丁目1番31号

【電話番号】 03-5770-8973(代表)

【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

(2)

第一部【ファンド情報】

第1【ファンドの状況】

1【投資法人の概況】

(1)【主要な経営指標等の推移】 ① 主要な経営指標等の推移

単位

第15期   平成25年3月

第16期   平成25年9月

第17期   平成26年3月

第18期   平成26年9月

第19期   平成27年3月 決算年月

営業収益 (注1) 百万円 4,038 4,688 4,952 5,591 6,286

(うち賃貸事業収入) 百万円 (4,032) (4,683) (4,917) (5,591) (6,134)

営業費用   百万円 2,130 2,508 2,710 3,127 3,472

(うち賃貸事業費用) 百万円 (1,745) (2,066) (2,233) (2,560) (2,835)

営業利益   百万円 1,908 2,179 2,242 2,463 2,814

経常利益   百万円 1,435 1,684 1,767 1,952 2,305

当期純利益 (a) 百万円 1,433 1,681 1,765 1,950 2,302

総資産額 (b) 百万円 133,843 148,871 156,878 176,892 194,035

純資産額 (c) 百万円 59,188 69,976 70,059 81,010 91,227

出資総額   百万円 57,755 68,294 68,294 79,059 88,925

発行済投資口の総口数 (d) 口 137,070 159,605 159,605 915,240 1,018,110

1口当たり純資産額 (c)/(d)(注2) 円 431,813 87,686 87,791 88,512 89,605

分配総額 (e) 百万円 1,433 1,681 1,765 1,950 2,224

1口当たり当期純利益 (注2)(注3) 円 10,475 2,144 2,212 2,163 2,289

1口当たり分配金額 (e)/(d) 円 10,459 10,537 11,062 2,131 2,185

(うち1口当たり利益分配金) 円 (10,459) (10,537) (11,062) (2,131) (2,185)

(うち1口当たり利益超過分配金) 円 (-) (-) (-) (-) (-)

総資産経常利益率 (注4) % 1.2(2.3) 1.2(2.4) 1.2(2.3) 1.2(2.3) 1.2(2.5)

自己資本利益率 (注4) % 2.6(5.2) 2.6(5.2) 2.5(5.1) 2.6(5.2) 2.7(5.4)

自己資本比率 (c)/(b) % 44.2 47.0 44.7 45.8 47.0

配当性向 (注5) % 100.0 99.9 100.0 99.9 96.6

[その他参考情報]      

投資物件数 (注6) 件 77 89 95 99 107

総賃貸可能面積   ㎡ 295,116.85 301,179.47 318,602.26 357,494.91 399,249.82

期末稼働率 (注6) % 97.7 97.1 97.5 97.1 97.4

当期減価償却費   百万円 853 1,018 1,073 1,252 1,369

当期資本的支出額 百万円 23 17 86 68 153

賃貸NOI

(Net Operating Income) (注4) 百万円 3,141 3,636 3,757 4,283 4,669

FFO

(Funds from Operation) (注4) 百万円 2,288 2,709 2,804 3,204 3,520

1口当たりFFO (注4) 円 16,692 16,978 17,571 3,500 3,458

有利子負債総額 (注4) 百万円 71,434 75,975 83,768 92,459 99,109

LTV (Loan to Value) (注4) % 53.4 51.0 53.4 52.3 51.1

有利子負債比率 (注4) % 55.3 52.7 55.1 53.9 52.7

DSCR

(Debt Service Coverage Ratio) (注4) 倍 6.1 6.8 7.8 8.3 9.6

(3)

 

単位

第20期   平成27年9月

第21期   平成28年3月

第22期   平成28年9月

第23期   平成29年3月

第24期   平成29年9月 決算年月

営業収益 (注1) 百万円 6,411 6,543 6,693 6,919 6,916

(うち賃貸事業収入) 百万円 (6,330) (6,332) (6,674) (6,886) (6,916)

営業費用   百万円 3,667 3,801 3,953 3,858 3,914

(うち賃貸事業費用) 百万円 (2,975) (3,065) (3,218) (3,259) (3,298)

営業利益   百万円 2,743 2,741 2,739 3,060 3,001

経常利益   百万円 2,211 2,214 2,193 2,502 2,494

当期純利益 (a) 百万円 2,209 2,210 2,192 2,501 2,493

総資産額 (b) 百万円 195,280 198,290 203,257 210,166 210,009

純資産額 (c) 百万円 91,213 91,263 91,292 101,318 101,341

出資総額   百万円 88,925 88,925 88,925 98,633 98,633

発行済投資口の総口数 (d) 口 1,018,110 1,018,110 1,018,110 1,105,510 1,105,510

1口当たり純資産額 (c)/(d)(注2) 円 89,590 89,639 89,668 91,648 91,669

分配総額 (e) 百万円 2,160 2,163 2,183 2,469 2,492

1口当たり当期純利益 (注2)(注3) 円 2,170 2,171 2,153 2,288 2,255

1口当たり分配金額 (e)/(d) 円 2,122 2,125 2,145 2,234 2,255

(うち1口当たり利益分配金) 円 (2,122) (2,125) (2,145) (2,234) (2,255)

(うち1口当たり利益超過分配金) 円 (-) (-) (-) (-) (-)

総資産経常利益率 (注4) % 1.1(2.3) 1.1(2.2) 1.1(2.2) 1.2(2.4) 1.2(2.4)

自己資本利益率 (注4) % 2.4(4.8) 2.4(4.8) 2.4(4.8) 2.6(5.2) 2.5(4.9)

自己資本比率 (c)/(b) % 46.7 46.0 44.9 48.2 48.3

配当性向 (注5) % 97.7 97.8 99.6 98.7 100.0

[その他参考情報]      

投資物件数 (注6) 件 110 108 111 113 113

総賃貸可能面積   ㎡ 400,210.45 368,622.60 376,936.98 380,893.44 382,734.80

期末稼働率 (注6) % 96.7 97.2 96.8 97.8 97.1

当期減価償却費   百万円 1,431 1,468 1,582 1,606 1,602

当期資本的支出額 百万円 97 293 302 397 446

賃貸NOI

(Net Operating Income) (注4) 百万円 4,786 4,735 5,038 5,234 5,220 FFO

(Funds from Operation) (注4) 百万円 3,560 3,468 3,756 4,075 4,095

1口当たりFFO (注4) 円 3,496 3,406 3,689 3,686 3,704

有利子負債総額 (注4) 百万円 100,609 103,709 108,709 105,709 105,532

LTV (Loan to Value) (注4) % 51.5 52.3 53.5 50.3 50.3

有利子負債比率 (注4) % 53.1 53.8 55.0 51.7 51.7

DSCR

(Debt Service Coverage Ratio) (注4) 倍 9.2 9.4 9.4 10.1 10.4

(注1)営業収益等には、消費税等は含まれていません。

(注2)平成26年3月31日を分割の基準日とし、平成26年4月1日を効力発生日として、投資口1口につき5口の割合による投資口の分割を行 いました。1口当たり純資産額及び1口当たり当期純利益については、第16期期首に当該投資口の分割が行われたと仮定して算定して います。

(4)

(注4)記載した指標は以下の方法により算定しています。また、運用日数により年換算した数値を( )内に併記しています。

総資産経常利益率 経常利益/平均総資産額 平均総資産額=(期首総資産額+期末総資産額)÷2

自己資本利益率 当期純利益/平均純資産額 平均純資産額=(期首純資産額+期末純資産額)÷2

賃貸NOI 当期賃貸事業利益(賃貸事業収入-賃貸事業費用)+当期減価償却費

FFO 当期純利益-不動産等売却益+不動産等売却損+当期減価償却費

1口当たりFFO (当期純利益-不動産等売却益+不動産等売却損+当期減価償却費)/発行済投資口の総口数

有利子負債総額 借入金+投資法人債+有利子の敷金及び保証金

LTV 期末有利子負債総額/期末総資産額

有利子負債比率 期末有利子負債総額/(期末有利子負債総額+出資総額)

DSCR (当期純利益+有利子負債に係る当期元金分割返済額+支払利息(投資法人債利息を含む)+

当期減価償却費)/(有利子負債に係る当期元金分割返済額+支払利息(投資法人債利息を含む))

(注5)配当性向については、以下の方法により算定しており、記載未満の桁数を切捨てにより表示しています。

第15期~第16期、 第18期~第19期、 第23期

分配総額(利益超過分配金は含まない)/当期純利益

第17期、 第20期~第22期、 第24期

1口当たり分配金額(利益超過分配金は含まない)/1口当たり当期純利益

(注6)投資物件数は、社会通念上、一体と認められる単位で記載しています。また、期末稼働率は決算日時点における総賃貸可能面積に占め る総賃貸面積の割合を記載しています。

(5)

② 運用状況 (イ)当期の概況

A.投資法人の主な推移

積水ハウス・レジデンシャル投資法人(以下「本投資法人」といいます。)は、住宅産業のリーディングカ ンパニーである積水ハウス株式会社(以下「積水ハウス」といいます。)をスポンサーとする投資法人です。

本投資法人は、投資信託及び投資法人に関する法律(昭和26年法律第198号。その後の改正を含みます。) (以下「投信法」といいます。)に基づき、平成17年4月20日に設立され、同年7月28日に株式会社東京証券 取引所(以下「東京証券取引所」といいます。)不動産投資信託証券市場(J-REIT市場)に上場(銘柄 コード8973)しました。

その後、平成22年からは、積水ハウスをスポンサーとする投資法人として、住居を中心とした安定的なポー トフォリオの構築を推進してきました。平成26年6月11日に開催された第6回投資主総会においては、住居特 化型リートへの転換を行うため、それまで補完的投資対象と位置付けていた「商業施設等」を投資対象から除 外し、主たる用途(注1)が「住居」である不動産関連資産(後記「2 投資方針(2)投資対象 ① 投資対 象とする資産の種類・内容等(ロ)その他 H.」に定める意味を有するものとします。以下同じです。)の みを投資対象とするべく本投資法人の規約(以下「規約」といいます。)の一部変更を行い、投資対象を住居 のみに限定しました。

本投資法人は、積水ハウスを中核企業とする積水ハウスグループ(注2)が企画・開発する高品質な賃貸住 宅を基軸としたポートフォリオを構築することを基本戦略とし、投資主利益の最大化にフォーカスした資産規 模の拡大を進め、財務基盤の強化も図ることにより、住宅系リートにおけるリーディングカンパニーを目指し ています。

(注1)「主たる用途」とは、当該不動産関連資産の総専有面積のうち過半を占める用途をいいます。以下同じです。

(注2)「積水ハウスグループ」とは、積水ハウスとその子会社225社及び関連会社26社で構成される企業集団をいいます(平成 29年1月末日現在)。以下同じです。

 

B.投資環境と運用実績

当期における日本の景気は、企業収益が改善するなかで、設備投資が緩やかな増加基調にあることや、雇 用・所得環境の着実な改善を背景に個人消費が底堅さを増していることなどから、緩やかな回復基調を続けて います。

地価動向については、平成29年7月1日時点の都道府県地価調査によると、全国平均では、住宅地は下落幅 の縮小傾向が継続し、商業地は昨年の横ばいから上昇に転じています。これは雇用情勢の改善が続く中、住宅 取得支援政策等の施策による住宅需要の下支え効果に加え、外国人観光客の増加などによる店舗、ホテル需要 の高まり等を反映した結果と考えられます。圏域別で見ると、三大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)にお いて、商業地は総じて上昇基調を強めています。住宅地は東京圏・名古屋圏において、小幅ながら前年並みの 上昇を継続している一方、大阪圏では横ばいで推移しています。また、地方圏では地方四市(札幌市・仙台 市・広島市・福岡市)において、住宅地・商業地ともに三大都市圏を上回る上昇が見られており、その他の地 域についても下落幅の縮小傾向が継続しています。

賃貸住宅市場に関しては、特に本投資法人が重点投資エリアとする東京圏主要都市部において、他地域から の人口流入が継続していることに加え、賃貸マンションの供給は低位で推移していることなどから、良好な需 給環境が継続しています。

不動産売買市場については、海外投資家が売買高を押し上げ、活発な不動産取引が継続しています。一方 で、J-REIT市場においては、不動産全体の取引価格水準が高値で推移していることを背景に公募増資に よる資金調達額が減少しています。

このような環境下において、当期は新規物件の取得はありませんでしたが、本投資法人は取得対象となりう る物件情報の収集及び保有物件に係る収益基盤の強化(収益性の向上)に努め、当期の住居ポートフォリオの 稼働率は非繁忙期である9月期において上場来過去最高(期中平均稼働率96.8%、期末稼働率97.0%)とな り、ポートフォリオ全体でも高い水準(期中平均稼働率96.9%、期末稼働率97.1%)となりました。また、賃 料についても、前期から引き続き増加傾向が継続しています。

 

C.資産規模の推移及び住居ポートフォリオの状況 (ⅰ)資産規模の推移

当期は資産の取得又は譲渡を行っていないため、本投資法人の保有資産につき当期首からの異動は なく、当期末における保有資産は113物件(住居112物件、商業施設1物件)、取得価格の合計は 206,943百万円(住居203,122百万円、商業施設3,820百万円)となっています。

(6)

(ⅱ)住居ポートフォリオの状況

平成29年9月末日(第24期末)現在の住居ポートフォリオの地域別及び築年数別の分散状況の概要 は、以下のとおりです。なお、取得価格については、百万円未満を切り捨て、投資比率については、 小数第二位を四捨五入して記載しています。したがって、以下に記載の各投資比率の合計が100%とな らない場合があります。

 

<住居ポートフォリオの地域別分散状況>

投資エリア区分 (注1)

平成29年9月末日 (第24期末)現在 取得価格

(百万円)

投資比率 (%) 東京圏主要都市部

(重点投資エリア) 140,738 69.3

東京圏その他都市部 6,081 3.0

全国主要都市 56,302 27.7

住居ポートフォリオ合計 203,122 100.0

(注1)「投資エリア区分」欄に記載されている「東京圏主要都市部(重点投資エリア)」とは、東京23区、武蔵野 市、三鷹市、小金井市、神奈川県横浜市及び川崎市を、「東京圏その他都市部」とは、上記以外の東京都全域 (但し、島しょ部を除きます。)、神奈川県、千葉県及び埼玉県を、「全国主要都市」とは、札幌市、仙台 市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市及びそれらの通勤圏(中心部から概ね30分程度の所 要時間にて通勤可能な周辺部)、並びに上記以外の政令指定都市等(東京圏以外の都市で、主要大都市圏以外 の政令指定都市、中核市、施行時特例市及び県庁所在地のいずれかに該当するもの)をいいます。

(注2)ポートフォリオ全体では、東京圏主要都市部(重点投資エリア)、東京圏その他都市部及び全国主要都市への 投資比率は、平成29年9月末日(第24期末)現在において、それぞれ68.0%、2.9%及び29.1%となっていま す。

 

<住居ポートフォリオの築年数別分散状況>

築年数区分

平成29年9月末日 (第24期末)現在 取得価格

(百万円)

投資比率 (%)

5年未満 29,353 14.5

5年以上10年未満 61,297 30.2

10年以上 112,471 55.4

住居ポートフォリオ合計 203,122 100.0

(注)ポートフォリオ全体では、築年数5年未満、5年以上10年未満及び10年以上の投資比率は、平成29年9月末日(第 24期末)現在において、それぞれ14.2%、29.6%及び56.2%となっています。

 

D.CSR・サステナブル社会実現への取組み

本投資法人は、住宅業界初の「エコ・ファースト企業」として環境大臣から認定を受けた積水ハウスが掲げ る「サステナブル・ビジョン」に基づき、平成27年3月期(第19期)に環境に関する基本方針並びにサステナ ブル・ポリシー及び目標を制定しました。当該方針等に基づき、積水ハウスとの協働により、保有する物件の 省エネルギー対応や環境配慮型の物件取得等を通じ、時代のニーズに即したCSR・環境活動の取組みを推進 しています。また、積水ハウス・アセットマネジメント株式会社(以下「資産運用会社」といいます。)はサ ステナブル委員会を設置し、遵守状況及び実施した施策の効果測定を定期的に行うとともに、環境配慮への取 組みにおける自社の位置付けを把握するため外部評価機関による環境認証や評価を取得し、継続的にCSR・ サステナブル社会実現への取組みができる体制を整えています。

(7)

査において、昨年に引き続き「Green Star」を取得するとともに、総合スコアでの相対評価による 「GRESBレーティング」において、「4スター」(5段階で表現され最上位は「5スター」)を取得して います。また、GRESBは、各地域・セクターにおいて、サステナビリティに関する取組みが傑出してお り、最も高い評価を受けた不動産会社・ファンドを「Sector Leader」として選出しており、本 投資法人は、アジアの住宅セクターにおいて3年連続で「Sector Leader」(1位)に選出され ました。更に、本年度より、FTSE EPRA/NAREIT Developed Index の構成銘柄 全てを含む450社以上の上場不動産会社等を対象として環境・社会・企業統治(ESG)に関する情報の開示 について評価する「GRESB開示評価(「A」~「E」の5段階評価)」が導入され、本投資法人はグロー バルの平均レベルである「C」を取得しています。

本投資法人は、引き続き上記方針等に基づく取組みを実施することで、本投資法人の基本理念である「J- REITを通じた高品質な住まいの提供」及び「豊かで充実した暮らしの創造」を推進します。

(注)「GRESB」は、責任投資原則(PRI)を主導した欧州の主要年金基金グループが中心となり、環境・社会・企業統 治(ESG)への配慮を不動産投資運用にも適用することで株主価値を高めることを目的として平成21年に創設されたベ ンチマークです。

 

E.資金調達の概要

当期において本投資法人は、平成29年8月に返済期日の到来した総額2,705百万円の借入金(借入期間5年 1か月)の返済資金の一部として、借入期間8年で2,528百万円を借り入れ、借入期間の長期化を図りまし た。なお、上記返済額と借入金額との差額である177百万円は手許資金にて返済しています。

その結果、当期末の本投資法人の有利子負債残高は105,532百万円(長期借入金91,032百万円(うち1年内 返済予定の長期借入金4,600百万円)及び投資法人債14,500百万円(うち1年内償還予定の投資法人債4,000百 万円))となり、本投資法人が保有する資産総額に対して、借入金、投資法人債並びに有利子の敷金及び保証 金の残高が占める割合(以下「ローン・トゥー・バリュー比率(LTV)」といいます。)は50.3%となって います。

また、機動的かつ安定的な資金調達手段を確保するため、株式会社みずほ銀行、株式会社三菱東京UFJ銀 行及び株式会社三井住友銀行との間でコミットメント極度額総額100億円のコミットメントラインを設定して います。

なお、本書の日付現在において、本投資法人は以下の信用格付を取得しています。  

信用格付業者 信用格付

株式会社日本格付研究所 (JCR)

長期発行体格付 AA-(安定的) 株式会社格付投資情報センター

(R&I)

発行体格付 A+(安定的)  

F.業績及び分配の概要

上記のような運用の結果、当期の実績として、営業収益は6,916百万円、管理業務費、水道光熱費、資産運 用報酬等の営業費用を控除した営業利益は3,001百万円となり、経常利益は2,494百万円、当期純利益は2,493 百万円を計上しました。分配金については、税制の特例(租税特別措置法(昭和32年法律第26号。その後の改 正を含みます。)(以下「租税特別措置法」といいます。)第67条の15)の適用により、利益分配金の最大額 が損金算入されることを企図して、投資口1口当たりの分配金が1円未満となる端数部分を除く当期未処分利 益の全額を分配することとし、この結果、投資口1口当たりの分配金は2,255円となりました。

 

(ロ)次期の見通し A.投資環境

今後の日本経済においては、極めて緩和的な金融環境や政府の大型経済対策による財政支出などを背景に、 企業・家計の両部門において所得から支出への前向きの循環メカニズムが持続するもとで国内需要が増加基調 をたどり、緩やかな拡大を続けていくことが期待されます。

但し、米国の経済政策運営が国際金融市場に及ぼす影響、英国のEU離脱交渉の展開やその影響、及び地政 学的リスクなどが国内景気を下押しするリスクについては引き続き注意が必要と考えられます。

国内の不動産売買市場においては、金融緩和政策による良好な資金調達環境を背景に、安定した賃貸収入 が得られる不動産への投資需要の強さが継続し、厳しい取得環境が継続するものと予想されます。また、賃 貸住宅市場については、当期同様に良好な環境が継続するものと見込まれます。

このような状況において、本投資法人としては、景気・金利の動向、需給バランスの動向、国内外投資家 の動向を慎重に見極めながら、資産の取得・運用を行います。

(8)

B.今後の運用方針及び対処すべき課題 (ⅰ)外部成長戦略

本投資法人は、投資主価値の最大化を図るべく、スポンサーである積水ハウスを中核企業とする積 水ハウスグループからの運用資産の取得を基軸としたポートフォリオの構築を目指します。また、継 続的に実施する独自の物件情報収集により、外部からの物件取得にも努めます。投資する不動産関連 資産の選定にあたっては、経済情勢及び不動産市場動向等のマクロ的要因、不動産の立地する地域の 周辺環境、都市計画の状況及びその将来動向等の地域的要因並びに不動産の土地及び建物の規模、形 状及び接道条件等の個別的要因を総合的に考慮し、長期にわたり優位性を持つと考えられる不動産関 連資産について、その生み出すキャッシュ・フローの予測並びにそれに基づく収益価格等の検討及び 判断を行います。

また、本投資法人が本書の日付現在において保有する唯一の既存商業施設(注)である浜松プラザ については、安定運用に努めるとともに、積水ハウスと協働して施設全体の魅力度・資産価値の向上 を図り、時機を見て売却の判断を行うことを検討します。

(注)本投資法人が保有を継続している主として商業施設の用に供される不動産関連資産をいいます。

 

(ⅱ)内部成長戦略

本投資法人は、中長期的な観点から運用資産の収益性・資産価値を向上させるための諸施策を引き 続き実施します。

本投資法人が保有する物件について、適切な時期のリフォーム・リノベーションを実施しリーシン グの妨げになる専有部・共用部の老朽化・陳腐化を防ぐことで、運用資産の品質管理の徹底を図る 等、費用対効果の最大化を意識した各種修繕工事の実施等を推進し、資産価値の維持・向上を図りま す。

積水ハウスグループより取得する物件については、積水ハウスグループとのシナジーにより、稼働 率の向上及び運営・管理の効率化を図るべく、原則として、当該物件の所在地を営業地域とする積和 不動産グループ(注)にプロパティ・マネジメント業務を委託します。また、これまで既存の住居物件 に係るプロパティ・マネジメント会社についても、適宜、積和不動産グループに集約しており、全国 で約59.5万室の賃貸管理実績(平成29年7月末日現在)に裏付けられた積和不動産グループのプロパ ティ・マネジメント業務のノウハウ、全国ネットワークを活用したテナント募集及び効率的な管理が 実現されていると、本投資法人は判断しています。今後もかかる方針を維持することで、運用資産に 係る収益性の向上を図ります。更に、本投資法人では、原則として積水ハウスグループ以外から取得 した住居物件について、物件名称のブランドを「エスティメゾン」に統一し、ブランドの確立を図る とともに、積水ハウスの賃貸住宅ブランド「プライムメゾン」及び積和不動産グループの賃貸住宅ブ ランド「マスト」シリーズと併せて本投資法人の総合的なブランド戦略を推進し、その品質性を訴求 していきます。なお、商業施設である浜松プラザについては、積水ハウスが保有する敷地にコストコ 浜松倉庫店が平成29年9月1日に開業しています。これに伴い、既存テナントへの相乗効果を企図し た施設の改善等を通じて、引き続き安定運用に努めます。

(注)「積和不動産グループ」とは、積和不動産各社(7社)が中核となり、その子会社及び関連会社で構成される企業

集団をいいます。なお、「積和不動産各社(7社)」とは、積水ハウスが100%出資し、全国に展開する積水ハウス

グループの不動産部門の中核企業である積和不動産株式会社、積和不動産関東株式会社、積和不動産東北株式会

社、積和不動産中部株式会社、積和不動産関西株式会社、積和不動産中国株式会社及び積和不動産九州株式会社

(以下、それぞれ「積和不動産」、「積和不動産関東」、「積和不動産東北」、「積和不動産中部」、「積和不動

産関西」、「積和不動産中国」及び「積和不動産九州」といいます。)の7社をいいます。以下同じです。

(9)

[本投資法人の主要ブランド説明]

ブランド名 Prime Maison (プライムメゾン)

Esty Maison (エスティメゾン)

MASTシリーズ (マスト)

ロゴタイプ

ブランド 説明

  積水ハウス

ブランド  

 

積水ハウスがそのノウハウ を活用して企画・開発又は その価値を認めて投資する 高品質な都市型賃貸マンシ ョン

  本投資法人独自

ブランド  

 

原則として、本投資法人が 積水ハウスグループ以外か ら取得した高品質な都市型 賃貸マンション

 

積和不動産グループ ブランド  

 

原則として、積水ハウスグ ループである積和不動産各 社(7社)が企画・開発又 はその価値を認めて保有す る高品質な賃貸住宅  

(ⅲ)財務戦略等

ローン・トゥー・バリュー比率(LTV)については、資産運用会社の運用ガイドラインにおける 上限は60%となっていますが、従前の方針のとおり、当面の間、50%台前半を上限の目処とした保守 的な水準を維持することを基本とします。今後の借入れについては、これまでと同じく、長期・固 定・分散を意識した資金調達を基本としつつも、固定・変動金利の最適なバランスに十分留意し、調 達コストの削減を意識した取組みを継続していきます。

 

C.決算後に生じた重要な事実 該当事項はありません。  

(参考情報)

コミットメントラインの設定

平成29年10月6日付で、以下のとおりコミットメントライン契約を締結しています。なお、当該契約 の締結は、平成28年10月7日付で締結したコミットメントライン契約が平成29年10月31日にコミットメ ント期間の終了日を迎えることに伴い、改めてコミットメントラインの設定を行うものです。  

 

コミットメント極度額 10,000百万円

コミットメント開始日 平成29年11月1日

コミットメント終了日 平成30年10月31日

担保の有無 無担保・無保証

契約締結先 株式会社みずほ銀行、株式会社三菱東京UFJ銀行

及び株式会社三井住友銀行

資金使途 物件取得資金、リファイナンス資金(投資法人債の償還を

(10)

(2)【投資法人の目的及び基本的性格】 ① 投資法人の目的及び基本的性格

本投資法人は、中長期的な観点から、安定した収益の確保と着実な運用資産の成長を目指し、資産の運用を 行うことを基本方針としています(規約第26条)。

本投資法人は、その資産の運用を資産運用会社に全て委託しています。本投資法人と資産運用会社との間で 平成17年4月21日に締結された資産運用委託契約(その後の変更契約を含み、以下「資産運用委託契約」とい います。)の規定に従い、資産運用会社は、本投資法人の運用資産に係る運用の方針につき、その社内規程と して運用ガイドラインを制定しています。

 

② 投資法人の特色

本投資法人は、投信法に基づき、資産を主として特定資産に対する投資として運用することを目的としま す。本投資法人は、投資主の請求による払戻しが認められないクローズド・エンド型です。

(11)

(3)【投資法人の仕組み】

本書の日付現在における本投資法人の仕組みは以下のとおりです。 ① 本投資法人の仕組図

 

番号 契約名

① 優先交渉権等に関する契約(注3) ② 資産運用委託契約/機関運営事務委託契約

③ 優先交渉権等に関する契約/優先交渉権に関する契約(注4) ④ 一般事務委託契約/資産保管業務委託契約

⑤ 事務委託契約(投資口事務受託契約) ⑥ 財務代理契約

 

(注1)本投資法人の特定関係法人(特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令(平成5年大蔵省令第22号。その後の改正を含みます。) 第12条第3項に定める特定関係法人をいいます。)は、積水ハウス及び積和不動産です。積水ハウスは、資産運用会社の親会社(財務 諸表等の用語、様式及び作成に関する規則(昭和38年大蔵省令第59号。その後の改正を含みます。)第8条第3項に規定する親会社を いいます。)です。なお、積水ハウスとの間の取引の概要については、後記「第二部 投資法人の詳細情報 第3 管理及び運営 2 利 害関係人との取引制限(4)利害関係人等との取引状況」をご参照下さい。積和不動産は、資産運用会社の利害関係人等(投信法第 201条第1項に規定する利害関係人等をいいます。)であって、金融商品取引法施行令(昭和40年政令第321号。その後の改正を含みま す。)第29条の3第3項第4号に該当する取引を行っている法人であり、平成29年9月末日(第24期末)現在において、本投資法人の 保有資産55物件に係るプロパティ・マネジメント会社兼マスターリース会社です。なお、詳細については、後記「5 運用状況(2) 投資資産 ③ その他投資資産の主要なもの(ニ)賃貸借状況の概要」及び「第二部 投資法人の詳細情報 第3 管理及び運営 2 利害 関係人との取引制限(4)利害関係人等との取引状況」をご参照下さい。

(12)

(注3)本投資法人及び資産運用会社は、積水ハウス及び積和不動産との間でそれぞれ「優先交渉権等に関する契約」を締結し、(ⅰ)積水ハウ ス又は積和不動産が保有又は開発する不動産等のうち一定のものを売却しようとする場合、原則として、当該売却関連の情報を第三者 への提供に優先して資産運用会社に提供すること及び当該不動産等の売却について資産運用会社に優先交渉権を付与すること、並び に、(ⅱ)売主等が保有し又は開発・保有を予定している一定の不動産等を売却しようとする旨の情報を当該売主等又はその関係者等よ り入手し、当該不動産等について本投資法人の投資基準に適合するものと積水ハウス又は積和不動産が判断する場合、原則として、当 該売却関連情報を第三者への提供に優先して資産運用会社に提供するよう努めることに合意しています。

(注4)本投資法人及び資産運用会社は、積和不動産関東との間で「優先交渉権等に関する契約」を、積和不動産東北、積和不動産中部、積和 不動産関西、積和不動産中国及び積和不動産九州との間でそれぞれ「優先交渉権に関する契約」を締結しています。これらの契約の内 容その他詳細については、後記「2 投資方針(1)投資方針 ② ポートフォリオ構築方針(ハ)積水ハウス及び積和不動産各社(7 社)とのパイプラインサポート契約について」をご参照下さい。

(13)

② 本投資法人及び本投資法人の関係法人の名称、運営上の役割及び関係業務の内容

運営上の役割 名称 関係業務の内容

投資法人 積水ハウス・レジ

デンシャル投資法 人

規約に基づき、投資主より募集した資金等を運用資産に投資する ことにより、中長期的な観点から、安定した収益の確保と着実な 運用資産の成長を目指して運用を行います。

資産運用会社/一般事 務受託者(機関の運営 に関する事務)

積水ハウス・アセ ットマネジメント 株式会社

資産運用会社は、平成17年4月21日付で本投資法人との間で資産 運用委託契約を締結しており、同契約に基づき、本投資法人の定 める規約及び資産運用会社の社内規程である運用ガイドライン等 に従い、資産の運用に係る業務を行います。資産運用会社に委託 された業務は(1)運用資産の運用に係る業務、(2)本投資法 人が行う資金調達に係る業務、(3)運用資産の状況についての 本投資法人への報告業務、(4)運用資産に係る運営計画の策定 業務及び(5)その他本投資法人が随時委託する上記(1)ない し(4)に付随し又は関連する業務です。

また、一般事務受託者(機関の運営に関する事務)は、平成21年 10月1日を効力発生日として、平成21年9月28日付で本投資法人 との間で、機関運営事務委託契約書を締結し、同契約に基づき、 (1)本投資法人の機関の運営に関する事務(投信法第117条第 4号に規定する事務のうち、本投資法人が投資主名簿等管理人と の間で締結した事務委託契約書(投資口事務受託契約書)におい て 投資主 名簿等管理人に委託された 事務 以外のもの 。)及び (2)その他上記(1)に準ずる業務又は付随する業務で、機関 運営事務細則に定めるものを行います。

一般事務受託者(会計 等に関する事務)/資 産保管会社

みずほ信託銀行 株式会社

一般事務受託者/資産保管会社は、平成17年4月21日付で本投資 法人との間で一般事務委託契約及び資産保管業務委託契約(その 後の変更契約を含み、以下「一般事務委託契約」及び「資産保管 業務委託契約」といいます。)をそれぞれ締結しています。 上記一般事務委託契約に基づき、投信法上の一般事務受託者(投 信法第117条第5号及び第6号)として、(1)計算に関する事 務、(2)会計帳簿の作成に関する事務、(3)納税に関する事 務及び(4)その他上記(1)ないし(3)に準ずる業務又は付 随する業務で、別途定めるものを行います。また、上記資産保管 業務委託契約に基づき、投信法上の資産保管会社(投信法第208 条)として、(1)投信法第208条第1項に基づく資産保管業務 並びに(2)資産保管業務に付随する(イ)本投資法人名義の預 金口座からの振込、(ロ)本投資法人名義の預金口座の開設及び 解約並びに(ハ)その他上記(イ)及び(ロ)に準ずる業務を行 います。

(14)

 

運営上の役割 名称 関係業務の内容

投資主名簿等管理人 みずほ信託銀行 株式会社

平成20年12月30日付で、本投資法人との間で事務委託契約(投資 口事務委託契約)を締結しています。上記事務委託契約(投資口事 務委託契約)に基づき、投資主名簿等管理人は、事務委託契約 (投資口事務受託契約)に基づき、投信法上の一般事務受託者 (投信法第117条第2号及び第3号)として、(1)投資主名簿 等に関する事務、(2)募集投資口の発行に関する事務、(3) 投資口の併合又は分割に関する事務、(4)投資主総会の招集通 知、決議通知及びこれらに付随する投資主総会参考書類等の送 付、議決権行使書(又は委任状)の作成、並びに投資主総会受付 事務補助に関する事務、(5)投資主に対して分配する金銭の計 算及び支払に関する事務、(6)投資口に関する照会への応答、 各種証明書の発行及び事故届出の受理に関する事務、(7)委託 事務を処理するために使用した本投資法人に帰属する書類及び未 達郵便物の整理・保管に関する事務、(8)法令、自主規制機関 (金融商品取引法(昭和23年法律第25号。その後の改正を含みま す。)(以下「金融商品取引法」といいます。)に規定される金 融商品取引所及び金融商品取引業協会を含みます。以下同じで す。)の規則又は事務委託契約により本投資法人が必要とする投 資口に係る統計資料の作成に関する事務、(9)投資主の権利行 使に関する請求その他の投資主からの申出の受付に関する事務、 (10)総投資主通知等の受理に関する事務、(11)投資主名簿等 管理人が管理する本投資法人の発行済投資口の総口数と振替機関 (社債、株式等の振替に関する法律(平成13年法律第75号。その 後の改正を含みます。)(以下「振替法」といいます。)第2条 第2項に定める振替機関をいいます。以下同じです。)より通知 を受けた本投資法人の振替投資口等の総数の照合、(12)本投資 法人の情報提供請求権(振替法第277条に定める請求をいいま す。)行使に係る取次ぎに関する事務、(13)振替機関からの個 別投資主通知(振替法第228条第1項で準用する同法第154条第3 項に定める通知をいいます。)の本投資法人への取次ぎに関する 事務、(14 )その他振替機関との情報の授受に関する事務、 (15)上記(1)ないし(14)に掲げる委託事務に係る印紙税等 の代理納付、(16)上記(1)ないし(15)に掲げる委託事務に 付随する事務、(17)上記(1)ないし(16)に掲げる事務のほ か、本投資法人と投資主名簿等管理人が協議のうえ定める事務、 (18)本投資法人の投資主等から個人番号(行政手続における特 定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成25年 法律第27号。その後の改正を含みます。)(以下「番号法」とい います。)第7条第1項又は第2項規定により個人を識別するた めに指定される番号)、法人番号(番号法第58条)(以下、個人 番号と法人番号を総称して「個人番号等」といいます。)を収集 する事務、(19)本投資法人の投資主等から収集した個人番号等 の保管に関する事務、(20)本投資法人の投資主等の個人番号等 を振替機関に請求し通知を受ける事務、(21)行政機関等に対し て個人番号等を記載した支払調書の提供を行う事務、(22)保管 している本投資法人の投資主等の個人番号等を廃棄又は削除する 事務、(23)その他、番号法に基づき上記(18)ないし(22)に 付随関連する事務を行います。

(15)

 

運営上の役割 名称 関係業務の内容

投資法人債に関する一 般事務受託者

株式会社

三菱東京UFJ銀行

平成25年2月22日付で第1回無担保投資法人債(特定投資法人債 間限定同順位特約付)及び第2回無担保投資法人債(特定投資法 人債間限定同順位特約付)に関し、平成26年2月18日付で第3回 無担保投資法人債(特定投資法人債間限定同順位特約付)及び第 4回無担保投資法人債(特定投資法人債間限定同順位特約付)に 関し、平成26年8月8日付で第5回無担保投資法人債(特定投資 法人債間限定同順位特約付)に関し、財務代理契約を本投資法人 との間でそれぞれ締結しました。投信法上の一般事務受託者(投 信法第117条第2号、第3号及び第6号のうち、投資法人債に関 する事務。)として、同契約に基づき、第1回無担保投資法人債 (特定投資法人債間限定同順位特約付)、第2回無担保投資法人 債(特定投資法人債間限定同順位特約付)、第3回無担保投資法 人債(特定投資法人債間限定同順位特約付)、第4回無担保投資 法人債(特定投資法人債間限定同順位特約付)及び第5回無担保 投資法人 債(特定投資法 人債間限定同順 位特約付) に関し、 (1)発行代理人事務、(2)支払代理人事務、(3)投資法人 債原簿関係事務、(4)投資法人債権者の権利行使に関する請求 その他の投資法人債権者からの申出の受付に関する事務を行いま す。

特定関係法人/パイプ ラインサポート会社

積水ハウス株式会社  

積和不動産株式会社

特定関係法人の詳細については、前記「① 本投資法人の仕組図 (注1)」をご参照下さい。

積水ハウス及び積和不動産は、それぞれ、平成22年3月8日及び 平成24年1月11日付で本投資法人及び資産運用会社との間で優先 交渉権等に関する契約を締結し、(ⅰ)積水ハウス又は積和不動産 が保有又は開発する不動産等のうち一定のものを売却しようとす る場合、原則として、当該売却関連の情報を第三者への提供に優 先して資産運用会社に提供すること及び当該不動産等の売却につ いて資産運用会社に優先交渉権を付与すること、並びに、(ⅱ)売 主等が保有し又は開発・保有を予定している一定の不動産等を売 却しようとする旨の情報を当該売主等又はその関係者等より入手 し、当該不動産等について本投資法人の投資基準に適合するもの と積水ハウス又は積和不動産が判断する場合、原則として、当該 売却関連情報を第三者への提供に優先して資産運用会社に提供す るよう努めることに合意しています。

これらの詳細については、後記「2 投資方針(1)投資方針 ② ポートフォリオ構築方針(ハ)積水ハウス及び積和不動産各社 (7社)とのパイプラインサポート契約について」をご参照下さ い。

(16)

 

運営上の役割 名称 関係業務の内容

パイプラインサポート 会社

積和不動産関東 株式会社  

積和不動産東北 株式会社  

積和不動産中部 株式会社  

積和不動産関西 株式会社  

積和不動産中国 株式会社  

積和不動産九州 株式会社

積和不動産関東は、平成25年8月1日付で本投資法人及び資産運 用会社との間で優先交渉権等に関する契約を締結し、(ⅰ)積和不 動産関東が保有又は開発する不動産等のうち一定のものを売却し ようとする場合、原則として、当該売却関連の情報を第三者への 提供に優先して資産運用会社に提供すること及び当該不動産等の 売却について資産運用会社に優先交渉権を付与すること、並び に、(ⅱ)売主等が保有し又は開発・保有を予定している一定の不 動産等を売却しようとする旨の情報を当該売主等又はその関係者 等より入手し、当該不動産等について本投資法人の投資基準に適 合するものと積和不動産関東が判断する場合、原則として、当該 売却関連情報を第三者への提供に優先して資産運用会社に提供す るよう努めることに合意しています。

積和不動産中部、積和不動産関西及び積和不動産九州は、それぞ れ平成24年1月11日付で、積和不動産東北及び積和不動産中国 は、それぞれ平成26年7月31日付で本投資法人及び資産運用会社 との間で優先交渉権に関する契約を締結し、積和不動産東北、積 和不動産中部、積和不動産関西、積和不動産中国又は積和不動産 九州が保有又は開発する不動産等のうち一定のものを売却しよう とする場合、原則として、当該売却関連の情報を第三者への提供 に優先して資産運用会社に提供すること及び当該不動産等の売却 について資産運用会社に優先交渉権を付与することに合意してい ます。

これらの詳細については、後記「2 投資方針(1)投資方針 ② ポートフォリオ構築方針(ハ)積水ハウス及び積和不動産各社 (7社)とのパイプラインサポート契約について」をご参照下さ い。

(17)

(4)【投資法人の機構】

① 投資法人の統治に関する事項 (イ)投資法人の機関の内容

本書の日付現在、本投資法人の執行役員は1名以上、監督役員は2名以上(但し、執行役員の数に1を加 えた数以上とします。)とされています(規約第16条)。

本書の日付現在、本投資法人の機関は、投資主により構成される投資主総会に加えて、執行役員1名、監 督役員2名及びすべての執行役員、監督役員を構成員とする役員会並びに会計監査人により構成されていま す。本投資法人の会計監査人は新日本有限責任監査法人です。

 

A.投資主総会

(ⅰ)本投資法人の投資主総会は、東京都23区内において開催されます(規約第9条第2項)。なお、本 投資法人の投資主総会は、平成28年6月10日及び同日以後遅滞なく招集し、以後、隔年毎の6月10日 及び同日以後遅滞なく招集し、また、必要があるときは随時招集できることとされています(規約第 9条第3項)。

 

(ⅱ)投信法又は規約により定められる本投資法人に関する一定の事項は、投資主により構成される投資 主総会において決定されます。本投資法人の投資主総会の決議は、法令又は規約に別段の定めがある 場合を除き、出席した投資主の議決権の過半数をもって決議されます(規約第11条第1項)が、規約 の変更(投信法第140条、第93条の2第2項第3号)等一定の重要事項については、発行済投資口の過 半数の投資口を有する投資主が出席し、出席した当該投資主の議決権の3分の2以上にあたる多数に よる決議(特別決議)を経なければなりません。但し、投資主が投資主総会に出席せず、かつ、議決 権を行使しないときは、当該投資主は、その投資主総会に提出された議案(複数の議案が提出された 場合において、これらのうちに相反する趣旨の議案があるときは、当該議案のいずれをも除きま す。)について賛成するものとみなされます(投信法第93条第1項、規約第14条第1項)。

本投資法人の資産運用の対象及び方針は、規約に定められており(規約第7章)、かかる規約中に 定められた資産運用の対象及び方針を変更する場合には、上記のとおり投資主総会の特別決議が必要 となります。

 

(ⅲ)また、本投資法人は、資産運用会社との間で資産運用委託契約を締結し、本投資法人の資産の運用 に係る業務を委託しています。資産運用会社が資産運用委託契約を解約するためには本投資法人の同 意を得なければならず、執行役員はかかる同意を与えるために原則として投資主総会の承認を得るこ とが必要になります(投信法第205条)。また、本投資法人が資産運用委託契約を解約する場合にも原 則として投資主総会の決議が必要です(投信法第206条)。

 

B.執行役員、監督役員及び役員会

(ⅰ)執行役員は、本投資法人の業務を執行するとともに、本投資法人を代表して本投資法人の業務に関 する一切の裁判上又は裁判外の行為を行う権限を有しています(投信法第109条第1項、同条第5項、 会社法(平成17年法律第86号。その後の改正を含みます。)(以下「会社法」といいます。)第349条 第4項)。但し、資産運用会社からの資産運用委託契約の解約への同意、投資主総会の招集、一般事 務受託者への事務委託、資産運用委託契約又は資産保管業務委託契約の締結その他投信法に定められ た一定の職務執行については、役員会の承認を得なければなりません(投信法第109条第2項)。監督 役員は、執行役員の職務の執行を監督する権限を有しています(投信法第111条第1項)。また、役員 会は、一定の職務執行に関する上記の承認権限を有する(投信法第109条第2項)ほか、投信法及び規 約に定める権限並びに執行役員の職務執行を監督する権限を有しています(投信法第114条第1項)。  

(ⅱ)役員会の決議は、法令又は規約に別段の定めがある場合を除き、議決に加わることができる構成員 たる執行役員及び監督役員の過半数が出席の上、出席者の過半数の議決によって行われます(投信法 第115条第1項、会社法第369条第1項、規約第21条第1項)。

 

(ⅲ)投信法の規定(投信法第115条第1項、会社法第369条第2項)及び本投資法人の役員会規則におい て、決議について特別の利害関係を有する執行役員及び監督役員は議決に加わることができないこと が定められています。

 

C.会計監査人

(ⅰ)会計監査人は、投資主総会の決議によって選任されます(投信法第96条、第72条、規約第23条)。  

(18)

(ⅲ)会計監査人の任期は、就任後1年経過後に最初に迎える決算期後に開催される最初の投資主総会の 終結の時までとします。会計監査人は、投資主総会において別段の決議がなされなかったときは、そ の投資主総会において再任されたものとみなされます(投信法第103条、規約第24条第1項及び第2 項)。

 

(ロ)内部管理及び監督役員による監督の組織、人員及び手続

本投資法人の役員会は、すべての執行役員及び監督役員により構成され、3ヶ月に1回以上開催します。 本投資法人の役員会においては、投信法及び規約に定める承認・決議事項に加え、月次での業務の執行の状 況が報告されます。また、必要に応じて資産運用会社や一般事務受託者から業務の執行の状況の詳細につい て報告されます。

監督役員は、役員会における承認等の手続を通じ、本投資法人の業務及び財産の状況を把握し、必要であ れば、執行役員、一般事務受託者、資産運用会社及び資産保管会社に対して報告を求め、又は必要な調査を 実施し、執行役員の職務の執行を監督しています。

本書の日付現在、監督役員には、外部の専門性を有した有識者として弁護士1名、公認会計士1名の計2 名が選任されており、各監督役員は、これまでの実務経験を活かした専門的見地から監督を行っています。

 

(ハ)内部管理、監督役員による監督及び会計監査の相互連携

各監督役員は、前記「(ロ)内部管理及び監督役員による監督の組織、人員及び手続」に記載の手続を通 して、執行役員の職務の執行を監督します。また、監督役員は、その職務を行うため必要があるときは、会 計監査人に対し、その監査に関する報告を求めることができます。

一方、会計監査人は、計算書類、資産運用報告及び金銭の分配に係る計算書並びにこれらの附属明細書 (資産運用報告及びその附属明細書については、会計に関する部分に限ります。)の監査を行います。監査 を受けた計算書類、資産運用報告及び金銭の分配に係る計算書並びにこれらの附属明細書は、執行役員によ り役員会に提出又は、提供され、役員会での承認を受けますが、原則として当該役員会に先立ち開催される 監査報告会において、監査の手続、内容及び結果について監督役員に対し報告がなされます。

また、会計監査人は、その職務を行うに際して執行役員の職務の執行に関し不正の行為又は法令若しくは 規約に違反する重大な事実があることを発見したときは、遅滞なく、これを監督役員に報告しなければなり ません。

 

② 投資法人による関係法人に対する管理体制の整備の状況 (イ)資産運用会社に対する管理体制

本投資法人と資産運用会社との間で締結された資産運用委託契約においては、資産運用会社は、本投資法 人の定める規約及び資産運用会社の社内規程である運用ガイドライン等に従い、資産の運用に係る業務を行 うこととされています。また、同契約上、資産運用会社は、投信法に従い、委託業務に関して定期的に報告 書を作成し本投資法人に対し交付することとされているほか、利害関係者((a)投信法で定義される利害関 係人等、(b)資産運用会社の株主、(c)上記(a)若しくは(b)が投資一任契約を締結している特別目的会 社等又は(d)上記(a)及び(b)の出資の合計が過半となる特別目的会社等を意味します。以下同じで す。)との取引については、後記「第二部 投資法人の詳細情報 第3 管理及び運営 2 利害関係人との取引 制限(2)本投資法人の資産運用に係る自主ルール(利益相反対策ルール)」に記載の自主ルールに従って 取引を行っています。

 

(ロ)資産保管会社に対する管理体制

本投資法人と資産保管会社との間で締結された資産保管業務委託契約においては、投信法第209条、同法第 209条の2に定める義務及び同法第210条に定める責任に加えて、資産保管会社の固有財産等との分別保管や 委託業務の処理状況について、本投資法人へ報告することなど資産保管会社が委託事務を遂行するにあたっ て負う一定の義務や賠償責任を定めており、かつ、その業務執行状況を監視するための体制を維持していま す。

また、本投資法人からの各種指図等について、すべての指図結果を本投資法人へフィードバックすること により、指図の結果確認を実施しています。

 

(ハ)一般事務受託者に対する管理体制

本投資法人と一般事務受託者との間で締結された一般事務委託契約においては、投信法第118条に定める義 務及び同法第119条に定める責任に加えて、一般事務受託会社が委託事務を遂行するにあたって負う一定の報 告義務や賠償責任を定めており、かつ、その業務執行状況を監視するための体制を維持しています。

(19)

③ 投資法人の運用体制

前記のとおり、本投資法人の資産運用は、資産運用会社に委託されています。資産運用会社は、本投資法人 との間の資産運用委託契約に基づき、本投資法人の資産の運用を行います。

(イ)資産運用会社の組織

資産運用会社の組織は、以下に記載のとおりです。

資産運用会社は、かかる組織体制において、本投資法人より委託を受けた資産運用業務を行います。資産 運用会社は、取締役会からの権限委譲を受けて規約に定める投資方針の具体化、資金調達及び分配政策、運 用資産の取得及び売却並びに運用資産の運用管理方針を審議するための合議体として投資委員会を設置して います。また、コンプライアンス(法令遵守)を担当する機関としてコンプライアンス・オフィサー及びリ スク管理・コンプライアンス室を設置し、また、コンプライアンス・オフィサーを委員長としてコンプライ アンスに係る基本的事項及び重要事項につき審議、決定するコンプライアンス委員会を設置しています。資 産運用業務は、内部検査機関としてのリスク管理・コンプライアンス室による管理のもと、不動産投資部、 不動産運用部、技術管理部、IR・財務部及び管理部の分掌によって実施されています。

なお、資産運用会社において新たな組織単位が必要となったときは、取締役会の承認によってこれを設置 することとしています。

 

組織  

(20)

(ロ)資産運用会社の各組織の業務の概要

組織名称 各組織の業務の概要

不動産投資部 (1)投資方針及び投資計画の策定(各営業期・中長期)に関する業務 (2)運用資産の取得のための物件調査に関する業務

(3)運用資産の取得の実行及び諸契約締結に関する業務 (4)運用資産の売却方針及び計画の策定に関する業務 (5)運用資産の売却の実行及び諸契約締結に関する業務

不動産運用部 (1)運用方針及び運用戦略の立案(各営業期・中長期)に関する業務 (2)ポートフォリオの価値・収益力維持・向上の企画に関する業務 (3)ポートフォリオの運用状況の把握に関する業務

(4)運用資産である物件の状況の把握・確認に関する業務

(5)プロパティ・マネジメント業務受託者の指示・監督に関する業務 (6)運用資産に係る諸契約締結に関する業務

(7)不動産の賃借人からの苦情・クレーム処理に関する業務

(8)サステナブル・ポリシーに基づくCSR・環境活動の実践に関する業務

技術管理部 (1)運用資産及び取得対象資産の劣化診断調査その他の専門的調査に関する業務

(2)運用資産の長期修繕計画の策定及び実施管理に関する業務 (3)運用資産に係る各種工事の技術的検討及び助言に関する業務

(4)運用資産及び取得対象資産のエンジニアリングレポート作成支援に係る業務 (5)運用資産に係る各種法定点検の管理並びに結果の取り纏め及び検証に関する業務 (6)取得対象資産のデュー・ディリジェンスの支援に関する業務

(7)その他上記各業務に付随する業務

IR・財務部 (1)ファイナンス方針及び計画の策定(各営業期・中長期)に関する業務 (2)余資の運用方針及び計画の策定及び実行に関する業務

(3)投資口発行に関する業務

(4)投資法人債(短期投資法人債を含みます。)の発行及び償還に関する業務 (5)借入金の借入れ及び返済に関する業務

(6)本投資法人の情報開示(IR)・ディスクロージャーに関する業務

(7)投資主等からの苦情・クレーム処理及び一般的事項に関する照会等に関する業務 (8)経済全般、市場の動向の調査及び分析に関する業務

(9)配当方針及び計画の策定及び実行に関する業務

管理部 (1)資産運用会社の年度経理方針・予算策定に関する業務

(2)資産運用会社の経理及び出納に関する業務

(3)資産運用会社の人事方針・計画の策定に関する業務 (4)資産運用会社の人事に関する業務

(5)資産運用会社の広報に関する業務

(6)資産運用会社の株主総会・取締役会運営に関する業務 (7)本投資法人の機関運営(投資主総会等)に関する業務

(8)本投資法人の運用資産に関する会計、税務及び資金管理に関する業務 (9)資産運用会社の規程の改廃に関する業務

(10)情報システム機器の運用、保全及び管理に関する業務 (11)行政機関及び業界諸団体等対応に関する業務

リスク管理・コン プライアンス室

(1)リスク管理に関する業務

(2)法令・諸規則(以下に定義します。以下同じです。)遵守状況のモニタリング (3)内部管理に関する業務

(4)内部検査の実施

(5)本投資法人の資産取得・売却時における鑑定評価手続きの管理 (6)投資委員会等付議案件の事前審査

(7)不動産の賃借人及び投資主等その他からの苦情・クレーム処理に関する業務 (8)資産運用会社の法務に関する業務

(9)本投資法人の法務に関する業務

(21)

(ハ)委員会

資産運用会社には、本書の日付現在、投資委員会及びコンプライアンス委員会が設置されており、その概 要は以下のとおりです。

A.投資委員会 (ⅰ)構成員

投資委員会は、代表取締役社長、常勤取締役、管理部長、不動産投資部長、不動産運用部長、技術 管理部長、IR・財務部長及びコンプライアンス・オフィサーで構成されます。但し、コンプライア ンス・オフィサーは議決権を有しません。また、代表取締役社長が投資委員会の委員長となります。  

(ⅱ)審議方法等

投資委員会は委員長の招集により原則として3ヶ月に1回開催されますが、その他必要に応じて随 時開催されます。投資委員会は、委員の全員の出席により成立し、その決定は、対象となる議案につ いて議決権を有する全ての委員の議決権の過半数の賛成により決せられます。

 

(ⅲ)決定事項

a.運用資産等の運用に係る投資方針の策定及び改定

b.本投資法人の資金調達及び分配政策に係る基本方針の策定及び改定

c.本投資法人による新規資産の取得及び保有資産の売却等についての案件の選定及び条件の決定 d.運用資産等に係る運用管理方針の策定及び改定

e.長期修繕計画の策定及び改定 f.その他の投資方針に係る重要事項  

B.コンプライアンス委員会 (ⅰ)構成員

コンプライアンス委員会は、コンプライアンス・オフィサー、代表取締役社長及びコンプライアン ス委員会の委員長が選任したコンプライアンスに精通した社外専門家又は社外弁護士で構成されま す。また、コンプライアンス・オフィサーがコンプライアンス委員会の委員長となります。

 

(ⅱ)審議方法等

コンプライアンス委員会は委員長の招集により原則として3ヶ月に1回開催されますが、その他必 要に応じて随時開催されます。コンプライアンス委員会は、委員の全員の出席により成立し、その決 定は、コンプライアンス・オフィサー及び社外専門家又は社外弁護士が賛成し、かつ、対象となる議 案について議決権を有する全ての委員の議決権の過半数の賛成により決せられます。なお、コンプラ イアンス委員は1人につき1個の議決権を有するものとします。

 

(ⅲ)決定事項

a.コンプライアンス規程の策定及び改定。但し、コンプライアンス規程の策定及び改定には取締役 会の決議も必要となります。

b.コンプライアンス・マニュアル及びコンプライアンス・プログラムの策定及び改定

c.内部検査規程の策定及び改定。但し、内部検査規程の策定及び改定には取締役会の決議も必要と なります。

d.投資委員会による審議の経過及び投資判断におけるコンプライアンス上の問題の有無に関する判断 e.投資委員会による審議に際して、その審議の手続経過における法令・諸規則の遵守状況その他コ

ンプライアンス上の重大な問題の有無に関する判断

f.コンプライアンス上不適切な行為及び不適切であるとの疑義がある行為に対する改善措置又は将 来における防止措置等の必要な措置

g.上記a.ないしf.に準ずる重要な事項  

(ニ)コンプライアンス・オフィサー A.選任方法

(22)

B.業務

コンプライアンス・オフィサーは、資産運用会社におけるコンプライアンスに係る責任者として、社内 のコンプライアンス体制を確立するとともに、法令その他のルールを遵守する社内の規範意識を醸成する ことに努めるものとします。このため、コンプライアンス・オフィサーは、コンプライアンス委員会を通 じてコンプライアンス・マニュアル及びコンプライアンス・プログラムを制定するとともに、資産運用会 社による本投資法人のための資産運用における業務執行が、法令、規約及びその他の諸規則等に基づいて いることを常に監視し、日常の業務執行においてもコンプライアンス遵守状況の監視監督を行います。  

(ホ)資産運用会社の意思決定手続 A.投資方針の決定プロセス

資産運用会社は、規約に従って、本投資法人のための資産の運用についての基本的な投資方針等を定め る運用ガイドライン、資産管理計画及びその他の資産運用の計画を作成します。これらの運用ガイドライ ン等の投資方針の決定については、以下に詳細を記載するとおり、担当部により起案がなされ、その後、 資産運用会社の投資委員会において内容を審議した後、資産運用会社の取締役会において最終的に審議の 上、決定されます。

本投資法人の資産の運用に係る投資方針の策定及び改定に係る意思決定に関する手続きの流れは、以下 のとおりです。

 

 

不動産投資部及び不動産運用部による起案から不動産投資部長及び不動産運用部長による投資委員会への 提案まで

まず、不動産投資部及び不動産運用部が、両部内で詳細な検討を行い、両部間相互に調整を経た後に、 運用ガイドライン等の投資方針案を起案します。

参照

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